今日は、加湿についてです。皆さんの生活の中で、加湿していますか?
最近2018年の後半位から全館空調システムというキーワードが、TVのCMや住宅会社さんからの告知が大きく出ますね。
あったか○○○や〇〇空調などが特に宣伝に力を入れています。
エアコンや床暖房や基礎蓄熱式も含めてですが、区切られた住宅内などを温めると乾燥していることを感じていませんか?
室内の乾燥が進むとのどの調子がおかしくなったり、体の肌がカサカサになったりします。
そんな経験が皆さんにもあると思いますが、加湿について、住宅会社の販売係員(営業さん)
に聞くと必ず言われることは、加湿器を設置して下さいと言います。(どうして・・・・)
湿度について
絶対湿度と相対湿度があり,絶対湿度は 1立米中の水蒸気量をグラム単位で表し,相対湿度はある気温で、
現実に含んでいる水蒸気とその温度で水蒸気を含みうる限度(飽和水蒸気量)との割合を百分率で表したもの。
ここで、難しい言葉よりもわかりやすく伝える方法として、人の肌が乾燥したり、気候が乾燥していることを感じると居心地が悪くなることがある。
また、乾燥するとウイルスの浮遊や花粉にホコリの浮遊が多く場合もあります。
例)エレクトロニクス工場(携帯の部品など)などは、湿度調整に細やかに気を配り、製品へのホコリやコンタミの付着を防ぐようにしています。
このように、浮遊量を室内でコントロールするとしたら、ハウスダスト、VOC揮発性物質などの健康上の蓄積年数で、体への影響も考えれています。
このような事象や背景は、人の健康に大きく影響します。もちろん国の医療費にも削減にも影響します。
未来の子供たちにも、今の世代の借金を残さない様にと思おうと僕にできる事は、長く安心して暮らす家を
正しく建築できるように情報を公開していくこと。出来る限り健康な体で、長生きも出来るような家を提案し続ける事。そんな風に家づくりを考えています。
ここからは、参考までに、家が好きだから、好きになるための事柄
日本の1年間に住宅内で、死亡される人数
第18表 家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合(厚生省HPから死亡原因59項目を参照)
59の分類をされている厚生省の情報提供で、一人でも多くの方が不慮の事故死をしない様にしたいと考えています。
多くあるものとしては、お風呂の事故ヒートショック死です。暖かい部屋から寒い部屋への移動や冷たいものに触れたりと
温度差による血管伸縮などの影響で、心臓発作などを併発する事
59分類の中で、転落という項目もあります。
その大半が、階段から落下です。その昔の家は、効率だけを考えています。
現在も建売などの家で多く見られる階段の段数が少ない事14段~15段、階段の踊り場付近も分割されていることなども原因、
階段は、健常者でも滑り落ちることがありますだから、直行階段や手すりが少ないことなどの階段は、問題が多くあります。個人の歩幅お大切です。
歩幅で階段を作ることも重要な事。室内事故を未然に防ぐためにも足の上げ下げできる状況や手すりの荷重についてもちゃんと考慮しておきましょう。
その配慮が大切な命を守ることになります。一時的なデザインなどで、選択すると後悔することもあります。